未利用資源キラを利用し、舗装用ブロックを高温焼生して製造します。高温で焼生されたセラミックブロックの表面からは、長期間水が蒸発するため、気化熱によって路面温度が低下し、ヒートアイランド現象の緩和に貢献ができます。
敷き砂・砕石の中の水を毛細管現象で吸水します。敷き砂からの吸水力は3mml/30分を実現しました。窯業未利用資源を有効活用しており、その粒度成分が吸水力を上昇させるのに適しているからです。
吸水・保水性能の特徴 | |
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❶ 保水量 | 0.25g/㎡以上 |
❷ 吸水の速さ | 吸水開始後30分で3mml以上 |
モイストペーブを施工すると、高い保水力(保水量0.25/c㎡以上)に高い吸水力が加わることによって、気化熱による優れた冷却効果を持続することが出来ます。夏季、降雨後10日間は、市販の保水ブロックより表面温度を平均約10°C低く保つことが可能です。このため、都市部のヒートアイランド現象の緩和に貢献します。
焼き物の特性を生かした自然な焼きムラにより、色や表情に幅を持たせてあります。
原料には窯業未利用資源が使われており、環境型社会形成推進に貢献しています。
歩道、公園、駐車場、建築住宅の外構など幅広くご利用いただけます。
各種性能試験結果(JTTAにて測定) | ||||
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性能 | JIS A 5216 : 2019 | 実験結果1 | 実験結果2 | 実験結果3 |
曲げ強度 (N/m㎡) |
3.0以上 | 6.52 | 6.54 | 6.48 |
圧縮強度 (N/m㎡)※1 |
30以上 | 30.1 | 43.8 | 35.2 |
吸い上げ率 (%) |
70以上 | 87.8 | 80.5 | 86.3 |
保水量試験 (g/c㎡)※2 |
0.25以上 | 0.256 | 0.272 | 0.257 |
滑り抵抗値 (BPN値) |
40以上 | 71 | 68 | 68 |
保水性インターロッキングブロックの基準値は
※1 は17.0以上
※2は0.15以上です。